こんにちは。第3回目のコラムを担当する、リハビリテーション作業療法士の鈴木です。
今回は、リハビリでの作業療法士の役割についてご紹介します。
当院は作業療法士(occupational therapist、略称: OT)が2名在籍しております。
今回は、作業療法士がどういった職種で当院でどういった治療を受けることができるのかをご紹介いたします。
作業療法士って理学療法士と何が違うの?
こういった疑問を抱く方も少なくないと思います。今回は、作業療法士がどういった職種で当院でどういった治療を受けることができるのかをご紹介いたします。
作業療法士はどういった職業なのでしょうか?
作業療法士は、身体や心に障害のある方に対して、更衣動作やトイレ動作などの日常生活動作をはじめ、余暇活動や仕事などの、その人の暮らしに焦点を当て、リハビリテーションを行う専門職です。
患者様の身体機能に対しての治療はもちろんですが、その良くなった機能を生活にどう活かしていくのかを考えていきます。
例えば……
腕の骨である上腕骨を骨折して腕が挙がらなくなったとします。
この上腕骨を骨折したことによって患者様の日常生活には様々な弊害が生じてきます。
●入浴時に身体を洗うことができない
●洗濯物を干すことができない
●フライパンを持つことができない
●ゴルフのスイングができない
などなど
腕の骨である上腕骨を骨折して腕が挙がらなくなったとします。
この上腕骨を骨折したことによって患者様の日常生活には様々な弊害が生じてきます。
●入浴時に身体を洗うことができない
●洗濯物を干すことができない
●フライパンを持つことができない
●ゴルフのスイングができない
などなど
リハビリでは、腕を挙げるために治療をすることも大切ですが、その挙がるようになった腕で患者様が
“何をしたいか?”
これがとても重要なのです。
当院でどういった治療をうけることができるのでしょうか?
当院は骨折や腰痛、五十肩などの整形外科をはじめ、脳卒中や頭部外傷といった脳血管障害の患者様の治療を行っております。
具体的には……
●腕や足の関節可動域訓練
●自重の訓練や、重錘(じゅうすい)などの物品を活用した筋力訓練
●細かな物品を活用して指先の巧緻性(こうちせい)訓練
●実際の調理場を使用した調理訓練
●認知機能の検査
●記憶や注意機能などの高次機能訓練
などなど
●腕や足の関節可動域訓練
●自重の訓練や、重錘(じゅうすい)などの物品を活用した筋力訓練
●細かな物品を活用して指先の巧緻性(こうちせい)訓練
●実際の調理場を使用した調理訓練
●認知機能の検査
●記憶や注意機能などの高次機能訓練
などなど
他にも、当院には理学療法士(physical therapist、略称: PT)、言語聴覚士(Speech-Language-Hearing Therapist、略称: ST)が在籍しているため幅広い患者様をご対応することが可能です。
少しでもお身体に不安を感じる方やリハビリを受けてみたい方は、一度、当院へご来院ください!!